人権を大切にする道徳教育研究会は、小学校、中学校のもうひとつの道徳指導案を提示したいと考えました。

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「海のゆりかご」「命の旅」「持続可能な社会とは」

1 本教材について
 資料名 「海のゆりかご」「命の旅」「持続可能な社会とは」 (光村図書6年p.57~「生命の 尊さ」「自然愛護」)

本教材は内容項目D「主として生命や自然、崇高なものとの関わりに関すること」に関わるものである。「海のゆりかご」は人間の生活を支える自然環境、「命の旅」は自然の中の食の連鎖に関するものであり、「持続可能な社会とは」は、ESD(Education for Sustainable Development 持続可能な開発のための教育)の基本理念に基づいたものになっている。どれも大変良い教材である。教科書ではこの三つの教材を一つのセットにして考えているので、ここでも1セットとして考えたい。なお学習指導要領(小学校)の総則は「持続可能な社会の創り手となることが期待される児童」という表現でESDを標榜している。 また、社会科では、5年生で本教材と関連する「自然環境」「公害」などについて学ぶことになっている。

2 本教材を扱う際に、特に注意すべきこと

社会科や理科の学習と結びつけながら本教材を扱うことが重要である。人間のくらしは自然環境によって支えられている。そこで自然環境の保全は重要だが、社会環境も重要である。高度成長期の公害は人間の生活に深刻な被害をもたらした。経済活動は豊かな暮らしを支えているが、自然を破壊し、社会に格差を作り出す作用もある。さらに国同士の紛争は自然を破壊し、社会に混乱をもたらす。こうした総合的な課題を考えるために「持続可能な社会をめざした学習」が必要になることに注意したい。なお、持続可能、といった場合、その単位は国家を超えた「地球」である。自然環境は、国境を越え、地球規模ですべてがつながっているからである。また、持続可能な社会を作っていくのは一人一人の市民である。国家の利害を超え、地球の持続可能性のためにさまざまな活動に取り組んでいくことが必要であることに特に注意したい。

指導案はPDFをご覧ください。ダウンロードできます。
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