小学校 道徳教科書の広済堂あかつき みんなで考え 話し合う(小学校)の教材、「雨のバス停留所で 」の内容です。

小学校 道徳教科書

広済堂あかつき みんなで考え 話し合う

雨のバス停留所で 

内容項目 主として集団や社会との関わりに関して
規則の尊重
廣済堂あかつき4年_ページ_001
1.本教材について
 光村図書4年p98、「主として集団や社会との関わりに関して」規則の尊重 光文4年p100 「主として集団や社会との関わりに関して」規則の尊重 学研未来4年p138「主として集団や社会との関わりに関して」規則の尊重 教育出版4年p64「主として集団や社会との関わりに関して」規則の尊重  あかつき4年p42「主として集団や社会との関わりに関すること」規則の尊重 学校図書4年p140「身の回りの大勢の人たちとの関わり」規則の尊重 
▼雨が降っていたため、人々は停留所ではなく、その近くの雨宿りできる場所で列を作ってバスを待っていた。よし子はバスが見えたので、走って停留所の先頭に並んだら、お母さんに怒られてしまった、という話である。「考えよう」の欄には、「約束やきまりを守るために大切なことは何でしょう」「あなたが雨宿りをしている一人だったら、よし子の行動をどう思ったでしょう」という問いがあって、よし子の行動を「きまり」違反と捉えているように見える。「つなげよう」の欄には「みんなが気持ちよく過ごすためにはどんなことに気をつければよいかな」とあって、前述の問いを補っている。本教材にあるようなことは日常的によくあることで、おおくの場合、「きまり」がはっきりしていない、しかしあえて自分なりに解釈して行動すると、もめ事の原因や白い目で見られる原因になる、だから迷う、ということなのではないだろうか。バスの停留所と雨宿りしていた場所がどれほど離れていたのか、など具体的な状況がはっきりしなければ何ともいえない、ともいえる。読みようによっては空気を読め、と言っているようにも、事なかれ主義をすすめているようにも感じる。  「きまり」とはなんなのか、暗黙の了解をきまりとしても良いのか、きまりがはっきりしていない中でよし子の行動がいけないことなのか、考えるべきことは多い。
2.本資料を教材として使用する場合、特に注意すべきだと考えたこと 「きまり」というものを多面的、多角的に考えてみる材料とすることを第一に考えた。
 

 

3.指導過程
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参考資料
©2018 人権を大切にする道徳教育研究会
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