小学校 道徳教科書の東京書籍  新しいどうとく(小学校)の教材、「手品師」の内容です。

小学校 道徳教科書

東京書籍  新しいどうとく

手品師

内容項目 主として自分自身に関すること
正直、誠実
6年生
 1.本教材について
 内容項目:主として自分自身に関すること―正直、誠実(光村図書6年 p.99 東京書籍6年p.102 .教育出版6年 p.30 光文図書5年 p.168 学校図書5年 p.78 学研みらい5年 p.76 日本文教出版6年 p.90 広済堂あかつき6年 p.28 )
▼問題は、自己実現か自己犠牲かの二者択一を迫ったり、「手品師の素晴らしいところはどこでしょうか」(教育出版)などと手品師の選択を「明るく生きる」に結びつけて賞賛し、悩むことや他の選択は入り込む余地がない進め方が提示されていることである。
▼指導要領にも、悩みや葛藤などを大事にしていくことや、答えが一つではない課題を一人ひとりの児童が自分自身の問題と捉え、議論していくことの重要性を考えれば、いろいろな解決方法を議論していくことで、多面的・多角的に考え、自分の生き方についての考えを深められる学習ができるのではないだろうか。
2.本教材を扱う際に、特に注意すべきだと考えたこと ▼手品師ができる行動は他にないか、友人の取れる行動はなかったかなど、結論ありきではなく、可能性のある行動を考える中で、悩み葛藤していく気持ちを共有していけるようにしたい。しかし、最後まで読んでしまうと、誰の目にもこの結果が優先されてしまうので、途中までのプリントを用意して進めてはどうだろうか。
▼しかし、最後まで読んだ後に、例えば30年後の手品師は、どうなっているのだろうかと考えるも別の方法として良いだろう。
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